社会関係資本について
大切にしたい、また、戦略的にも作っていきたい資本の1つである。
社会関係資本は、ソーシャルキャピタルを和訳した言葉であり、人と人との関係性を価値として見出した概念といえば意訳しすぎだろうか。まだ定義は曖昧な言葉ではある。
社会あるいは地域など特定の範囲の中で、その人の信頼度や互恵性が人によって違う点に着目。
https://kotobank.jp/word/ソーシャルキャピタル-553520
なぜ、それを「戦略的に」作っていきたいほどに大切に考えているかというと、自分自身のあらゆる枠を広げる為、逆に機会損失を防ぐためだ。
あらゆる枠とは、例えば知識の枠であったり、思想や経験の枠、美味しさの枠、経済の枠、など、何でも考えうる。
自分の経験の枠の中だけで判断し、生きていけば、一時は楽かもしれないが、他のことに手がつかなくなる。時代の変化にも置いていかれる。単純に飽きそうでもある。
一方世の中とは面白いもので、一人として自分と同じ人はいない。同じ組織や文化も存在しない。そういった他者の知識や力や文化を活かして生きるか否かを、常に選択している事に気付き、態度として示していたいと思う。
にも関わらず、昨今は個人主義といえば聞こえがいいのか、判断を下す枠組みを限定している考え方の人が何と多いことかと密かに残念に思ったりする。
聞いたことがないからやめておく、「自分は」こう感じた。で終わり。学ぶよりも批判することを先行してしまう、、などだ。
時代の変化に応じて、あるいは年齢を重ねて行くに従い、人脈や知識、信頼、信用が足りないがために、金銭的成果、スキル、その他目標を得られないケースも増えていく。
その時必要な人脈や知識や信頼を得なくては。
分野を整理する
・政治
・テクノロジー
・脳科学及びメンタル、思想
・フィジカル面、健康管理
・家庭生活、趣味
それぞれを薄く広く学べる友人を探そう。
その後、自分も情報提供者となれるよう、自分の得意分野を整理する。
あるいは、得られた情報を整理しておき、別の方へ伝えていく。
インプット量とアウトプット量が多ければ信頼度数及び希少性(インパクト総量)が増えると考える。
具体的な指標は検討が必要だが、5人から15人程度の多角的な繋がりを目指してみよう。できれば同世代を中心に、多世代に分かれていた方が良い。
これだけ書いてきて、まだまだ研究が必要だし、絞り込めないことが分かってきた。反省するとともに、今後また書いてみたい。